子どもの歯っていつ生える?上手な仕上げ磨きのコツを教えます
子どもの歯の磨き方って、市の○ヶ月検診とかでも説明がありますが、子どもが口を開けてくれなかったり、じっとしてくれなかったり…。実際やってみて難しいと感じたことはありませんか?
子どもは1度嫌だと思うと、なかなかすんなり口を開けてはくれません。
つまり、初めの思い込みでその後の歯磨き人生を左右してしまうのです!
乳歯の名前と生える順番
前歯を「乳中切歯」、その隣りの歯を「乳側切歯」、大人で言えば犬歯のような位置にある歯を「乳犬歯」、奥歯の2本をそれぞれ「第一乳臼歯」「第二乳臼歯」といいます。
生える順番は個人差はありますが、基本的には、
下 乳中切歯→下 乳側切歯→上 乳中切歯→上 乳側切歯→下 第1乳臼歯→上第1乳臼歯→下 乳犬歯→上乳犬歯→下第2乳臼歯→上 第2乳臼歯
です。
磨き方のポイントと注意点
生え始めてきたら、歯磨きを開始するわけですが、まずここで注意することは、無理に磨こうとしないことです。
子どもは歯ぐきに歯ブラシが当たるとすごく嫌がります。
しかし、プラーク(歯にくっついている汚れ)は何十回も歯ブラシでこすらないと落ちないんです。
あと、上の前歯の上の方に上唇小帯といって唇と歯ぐきをつないでいる筋みたいなものがあり、そこにも歯ブラシが当たるとすごく痛いので嫌がります。
そこで失敗してしまうと、もう口はすんなり開けてもらえません。
歯の本数が増えると共に歯を磨く時間も増えます。
なおさら口は閉ざされ、無理やり入れると噛みつかれます。
無理やり磨くのではなく、子どもの機嫌が悪い時には、今日は上の歯だけとか次の日は下の歯だけという風に数回に分けて磨くようにすれば大丈夫です。全部の歯を磨きたくなるのは分かりますが、その必要はなし‼︎
1回のブラッシング時間を少なくして、不快と思わせる時間を減らすんです。
そんな1日や2日で虫歯にはなりません。(←個人差はあると思いますが…)
少しずつ、少しずつでいいんです。
数を数えながら磨くとか、話かけながら磨くとか、気を紛らわせて磨くのもいいかもしれません。
歯磨きが嫌なものではないと認識すればこっちのもんです。
全乳歯が生え揃ったら、第2関門!
フロス(糸ようじ)の出番です。
しかし、意外とフロスは好きな子どもは多いかも…。←私の独断と偏見ですが。
特に、上下1番奥の歯と奥から2番目の歯の間です。(第1乳臼歯と第2乳臼歯の間)
ここは2つの歯が隙間なくくっついていることが多いので、歯と歯の間から虫歯になりやすい場所です。歯ブラシだけでは絶対磨けない所なんです。
それと、上の歯の前歯の間(乳中切歯の間)です。ここも虫歯になりやすいのでフロスを通すのをおすすめします。
まとめ
それぞれの子どもに合わせた歯ブラシ方法があると思いますが、ツボさえ抑えておけば虫歯だらけのお口になることは無いと思います!
普段のブラッシングと定期的なフッ素塗布が重要です。
歯が生えて無くても、おしゃぶり代わりに柔らかい歯ブラシをもたせるのもいいですね。(←喉までいかないやつ)
目指せ!
むし歯0本‼︎