危険なチャイルドシートの取り付け位置とその理由
みなさんはチャイルドシートを車のどこに装着していますか?
安全のため、命を守るためのチャイルドシート。
しかし、設置場所、取り扱い方を間違えてしまうと逆に危険になってしまいます。
チャイルドシートといっても、ベビーシート、チャイルドシート、ジュニアシート、ベビーシートとチャイルドシートを兼ねるもの、チャイルドシートとジュニアシートを兼ねるものがあり、分類が難しいので、全てを合わせてチャイルドシートと書かせてもらいます。
2000年4月1日からは、新生児〜6歳未満の幼児にはチャイルドシートの使用が義務付けられました。
必ずチャイルドシートに座らせなければいけないのです。
赤ちゃんの頃はともかく、歩けるくらいの年齢になると、うまくスルリとベルトから抜け出したり、嫌がって座ってくれなかったり…。
わが家では、チャイルドシートに座るのが嫌な子どもたちとの出発前のチャイルドシート騒動が日常化しています。
「いいかげんに諦めておとなしく素直に1回で暴れずに座ってくれへんかな…」←心の声…
それはさておき…
本題に戻ります。
☆チャイルドシートは助手席に設置してはダメ‼︎
運転中すぐに確認ができ、1番近くにおいておきたいという方もいらっしゃると思いますが(←私もその1人でした)、助手席には取り付けない方が良いそうなんです。
なぜなら…
・エアバックが危険
助手席に装着されているエアバックは、あくまでも大人に対応した安全装置です。
チャイルドシートに乗った子どもではなく、標準的な体格の大人の身を守ることを想定して作られているのです。
万が一、助手席エアバックが開いた場合、衝撃に耐えられない可能性があります。
・運転に集中できない
隣で子どもの様子をすぐに確認することができますが、ぐずったり泣いたりした場合に、かえって運転に集中できなくなってしまい、事故を起こしてしまう可能性があります。
・事故時の助手席の死亡率が高い
衝突などの事故が発生した場合、後部座席よりも助手席に座っていた人の方が死亡率が高いというデータがあります。
以上のことから
チャイルドシートは車の後部座席に正しく装着
することが望ましいです。
そして、チャイルドシートは1度購入すると長く使用する人がほとんどかと思います。
デザインや機能、価格も考慮しつつ、子どもが成長してからのこともイメージしながら、失敗しないチャイルドシートを選びたいものですね。